テラスタル - ポケモン百科事典(仮)

テラスタル仕様一覧 [編集]

第9世代で実装されたテラスタルの仕様、技の効果など。



テラスタルの基本仕様 [編集]

  • バトル中お互いに1回だけ使用でき、効果は戦闘不能になるかバトルが終わるまで続く。
    • 過去作のメガシンカと同様、ターン制限や交代による解除は発生しない。
  • タイプが個体ごとに決められたタイプ(テラスタイプ)単独に変化する。
    • 元が複合タイプでも単タイプに変わる。
  • タイプ変化は「もえつきる」「でんこうそうげき」「はねやすめ」のタイプを失う効果よりも優先される。
    • タイプ一致補正については「元のタイプを失った」状態は無視せず計算される。
  • 「みずびたし」「へんげんじざい」などのタイプを変更する効果を無効化する。
  • テラスタル中に自分のタイプを参照する技を使う場合はテラスタイプを参照する。
    • オドリドリの「めざめるダンス」のタイプはテラスタイプと同じになる。
    • 「のろい」はテラスタイプがゴーストの場合は相手のHPを削る「呪い」の効果になり、ゴースト以外の場合は自身の能力を変化させる「鈍い」の効果になる。
    • 「もえつきる」はテラスタイプがほのお以外の場合、「でんこうそうげき」はテラスタイプがでんき以外の場合、必ず失敗する。
  • 元のタイプとテラスタルのタイプが一致しているとき、攻撃技のタイプ一致補正が1.5倍から2倍になる。(普段の約1.33倍)
  • 元のタイプとテラスタルのタイプが一致していない場合、元のタイプのタイプ一致補正はそのままで、テラスタイプの攻撃技にもタイプ一致補正が付与される。(普段の1.5倍)
  • 一般的な戦闘中のタイプ変更と同様、状態異常などにかかった状態でそれに耐性を持つタイプに変化しても回復はしない。
  • テラスタイプが一致しており、テクニシャン補正後の威力が60に満たない技は威力60に引き上げられる。
    • 優先度が付与されている技、連続技、重さを参照する技は対象外。
    • 対戦で活かせるのはしおづけ、ほっぺすりすりやニトロチャージ、ひやみずなど追加効果が目的の技の微強化くらい。

テラバーストについて [編集]

  • テラスタルしている場合は技のタイプがテラスタイプに変化する。
  • 攻撃の実数値+ランク補正>特攻の実数値+ランク補正の場合は物理技扱い、そうでない場合は特殊技扱いで攻撃する。
    • 物理と特殊の切り替えはシェルアームズのような実際に与えるダメージ量では判断せず、特性やもちものの補正や相手の防御・特防は影響しない。
  • テラスタルしていない場合はノーマルタイプの特殊技固定。
  • テラスタルしていない場合はフェアリースキン有効(フェアリーわざになり、威力が1.2倍になる)
  • テラスタルした場合はフェアリースキン無効(タイプは必ずテラスタイプになり、威力は1.2倍にならない)
    • ノーマルテラスタルの場合もフェアリースキンは無効。テラバーストのタイプはノーマルとなり、スキン補正は乗らない。

主な使用例 [編集]

  • 元の一致技の更なる火力強化。
  • 不一致技を一致化することによる攻撃範囲の増加。
  • テラバーストによる、本来覚えないタイプ(または、威力が低過ぎる、行動固定などデメリットが高すぎるタイプ)の攻撃技の獲得。
  • 弱点タイプに対する耐性獲得(ドラゴンタイプがはがねタイプに変化してフェアリー技を半減する、でんきタイプがひこうタイプに変化してじめん技を無効にするなど)。
  • タイプ特性の利用(草タイプの粉技無効、氷タイプの「ぜったいれいど」無効など)。
  • 一部のタイプ半減・無効特性と組み合わせることで、優れた耐性を生み出す(地面弱点テラスタル+浮遊、電気弱点テラスタル+電気無効特性など)。

テラスタルの利点・欠点 [編集]

プラス要素 [編集]

一致技の火力補強、あるいはタイプ一致範囲を広げることで自身の攻撃性能を高める事ができる。
またダイマックスとは異なりターン制限はなく、引っ込めても効果が続くため、一度テラスタルすれば好きなだけその力を振るう事が可能。

防御側の視点としては、テラスタル後は元のタイプが参照されなくなるため耐性の切り替えに使うことができる。
特に弱点技を打たれるタイミングで無効タイプにテラスタルできると非常に強い。

マイナス要素 [編集]

本来持っていた耐性を失う場合がある。
強制的に単タイプになってしまうため、ハッサムヌオー等、複合タイプの優秀さで高い耐性を誇るポケモンには相性が悪い。

テラスタイプの仕様 [編集]

通常の野生ポケモンやタマゴから産まれたポケモンは入手時点の自身と同じタイプのテラスタイプを持つ。タイプが2つある場合どちらかランダムになる。

  • 進化やフォルムチェンジによりタイプが変化してもテラスタイプは変化しない。

テラレイドバトルで出現するポケモンや野生のテラスタルポケモンは元のタイプと異なるテラスタイプを持つ場合がある。
これらのポケモンや後述のテラスタイプ変更を実行したポケモンを親にしてタマゴを作っても、テラスタイプは遺伝しない。
Pokémon HOMEで転送したポケモンのテラスタイプは初めてSVへ送った時点のタイプ1(複合タイプで、タイプ1がノーマルの場合はタイプ2)と同じになる。

  • この仕様の為、ポケモンとテラスタイプによっては過去作経由の方が入手が楽な場合がある。
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