特性の効果 - ポケモン百科事典(仮)

特性 [編集]

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対戦では効果がない特性 [編集]

特性効果
たまひろい野生ポケモンの捕獲に失敗した時、最初に使用したボールを拾ってくる。
にげあし野生のポケモンに対しての逃走成功率100%。
みつあつめ戦闘終了時にランダムであまいミツを拾ってくることがある。
  • 対戦では一切効果がない。
    • たまひろいはボール厳選時には有用。

天候を変える特性 [編集]

  • 天候変化は技によって変化させた場合と同じ5ターン、対応する各種「いわ」アイテムを持っている場合は8ターン継続する。
  • すなはき以外の上記特性を持つポケモンが同時に場に出た場合、素早さの高い順に特性が発動するため、最終的に素早さが低い方の天候になる。
  • すなはき以外の上記特性は、まきびし・どくびし・ステルスロック・ねばねばネットより後に発動する。
    • まきびし・ステルスロックのダメージで倒れた場合、発動しない。
  • 技「スキルスワップ」「なりきり」や特性「トレース」等で戦闘中にすなはき以外の上記特性を獲得し、該当する天候に変化できる状況の場合、即座に特性が発動し天候が変化する。
  • 天候の詳細はこちらを参照。
  • 第九世代より、あられが廃止され代わりにゆきとなった。

フィールドを展開する特性 [編集]

  • 展開されたフィールドは発動ターン含め5ターン、「グランドコート」を持たせていた場合は8ターンの間継続する。
  • これらの特性を持つポケモンが同時に場に出た場合、素早さの高い順に特性が発動するため、最終的に素早さが低い方のフィールドになる。
  • 「こぼれダネ」は素早さに関係なく、「攻撃を受けた時」に発動する。
  • まきびし・どくびし・ステルスロック・ねばねばネットより後に発動する。
    • まきびし・ステルスロックのダメージで倒れた場合、発動しない。
    • ミストメイカーでどくびしの毒を防げない。
  • 技「スキルスワップ」「なりきり」や特性「トレース」等で戦闘中にこれらの特性を獲得し、該当するフィールドに変化できる状況の場合、即座に特性が発動しフィールドが変化する。
  • フィールドの詳細はこちらを参照。

能力ダウンを防ぐ特性 [編集]

相手の技や特性の効果によるランク低下を無効化する。

特性防げる
ランク低下
その他の効果
ミラーアーマーすべて無効化の上位互換で唯一反射効果を持つ。
クリアボディすべて
しろいけむりすべて
メタルプロテクトすべてかたやぶりで無効にされない。
フラワーベールすべて味方のくさタイプのポケモンのみ(自分含む)。
するどいめ命中相手の回避率上昇を無視。
かいりきバサミ攻撃
はとむね防御
  • すでにランクがマイナスになっている状態でこれらの特性になってもランクは元に戻らない。
  • 自分の技の追加効果による能力低下は防げない。

直接攻撃を受けると発動する特性 [編集]

相手の直接攻撃(物理・特殊不問)を受けたときに一定確率で発動する。

特性発動確率効果
さめはだ
てつのトゲ
100%最大HPの1/8ダメージを与える。
カーリーヘアー
ぬめぬめ
100%素早さランク-1。
ミイラ100%特性を「ミイラ」に変更する。
さまようたましい100%相手と自分の特性を交換する。
ほろびのボディ100%相手と自分を「ほろびのうた」状態にする。
どくのトゲ30%どく」状態にする。
せいでんき30%まひ」状態にする。
ほのおのからだ30%やけど」状態にする。
メロメロボディ30%メロメロ」状態にする。
ほうし各10%どく」「まひ」「ねむり」のいずれかの状態にする(ランダム)。
わるいてぐせ100%自分の持ち物がない時、相手の持ち物を奪い取る。
もふもふ100%受けるダメージを半減する。
ゆうばく100%その攻撃で自身が「ひんし」になった場合、最大HPの1/4ダメージを与える。
  • タイプ・特性・すでにかかっている状態異常・性別などによる無効化が優先される。
  • これらの特性による状態異常は「しんぴのまもり」状態を無視する。
  • これらの特性を持つポケモンが「みがわり」状態の場合は発動しない。
    • 逆に、「みがわり」状態のポケモンが直接攻撃をしてきた場合には発動する。
  • これらの特性を持つポケモンが相手の直接攻撃によって「ひんし」状態になった場合にも発動する。
    • 「ゆうばく」のみ、「ひんし」状態になった時のみ発動する。
    • 「わるいてぐせ」のみ、「ひんし」状態になった場合は発動しない。
  • 連続攻撃技に対してはダメージ毎に判定がある。技の途中で技を使用したポケモンが「ねむり」「ひんし」状態になった場合、技は中断される。

HPが回復する特性 [編集]

特性効果回復量
アイスボディあられ状態のターン終了時。最大HPの1/16
あめうけざらあめ状態のターン終了時。最大HPの1/16
さいせいりょく場から控えに戻った時最大HPの1/3
ほおぶくろきのみを消費した時最大HPの1/3
ちくでんでんき技を受ける時最大HPの1/4
ちょすいみず技を受ける時最大HPの1/4
かんそうはだみず技を受ける時最大HPの1/4
あめ状態のターン終了時最大HPの1/8
  • 「アイスボディ」はあられのダメージを、「ちくでん」「ちょすい」「かんそうはだ」は受けた対応するタイプの技のダメージおよび追加効果をそれぞれ無効化する。
  • 「ちくでん」「ちょすい」「かんそうはだ」は変化技も無効化して回復する。
    • ただし自分に当たる技のみ。
    • 特性「マジックミラー」や技「マジックガード」で反射された対象技に対しても回復が発生する。
  • 「ちくでん」「ちょすい」「かんそうはだ」は自身がみがわり状態であっても対象技を受けると本体のHPが回復する。

状態異常を防ぐ特性 [編集]

それぞれ、以下の状態異常状態変化になるのを防ぐ。

特性回復防ぐ状態異常
めんえき
パステルベール
どく」「もうどく
ふみん
やるき
ねむり」「ねむけ
スイートベールねむり」「ねむけ
じゅうなんまひ
みずのベールやけど
すいほうやけど
マイペースこんらん
せいしんりょくひるみ
どんかんメロメロ、ちょうはつ
アロマベールメロメロ、ちょうはつ、いちゃもん、アンコール、かなしばり
フラワーベール草タイプのみ、状態異常ねむけ
リーフガード晴れの時のみ、状態異常ねむけ
きよめのしお状態異常ねむけ
  • すでに状態異常のポケモンが回復「○」の特性になった場合、状態異常はその瞬間に治る。
  • 特性「かたやぶり」のポケモンの技による状態異常を防げない、回復「○」の特性の場合は直後に治る。

HPが最大値の1/3以下になると特定タイプの技が強化される特性 [編集]

特性タイプ
げきりゅうみずタイプ
しんりょくくさタイプ
むしのしらせむしタイプ
もうかほのおタイプ
  • 自身のHPが最大の1/3以下の時、対応するタイプの技を使用した場合に攻撃・特攻を1.5倍にしてダメージ計算を行う。

スキン系特性 [編集]

特性変化前変化後
フェアリースキンノーマルフェアリー
フリーズスキンこおり
エレキスキンでんき
  • 「フェアリースキン」「フリーズスキン」「エレキスキン」は、ノーマルタイプの技をそれぞれ対応するタイプに変更し、威力を1.2倍にする。
  • もともとタイプ変化後のタイプである技の威力は上昇しない。
    • 例:「フェアリースキン」のポケモンが「ムーンフォース」を使っても威力は95のまま。
  • タイプ一致判定はタイプ変化後に行われる。
    • 例:「フェアリースキン」のフェアリータイプポケモンが「すてみタックル」(威力120)を使った場合、威力は120×1.2×1.5=216となる。
  • 変化技にも適用される。

特定のタイプの技を無効化する特性 [編集]

各タイプの技を無効化し、それぞれ次の効果を得る。

特性無効化する
技のタイプ
効果
かんそうはだみず最大HPの1/4回復。
そうしょくくさ攻撃ランク+1。
ちくでんでんき最大HPの1/4回復。
ちょすいみず最大HPの1/4回復。
どしょくじめん最大HPの1/4回復。
でんきエンジンでんき素早さランク+1。
ひらいしんでんき特攻ランク+1。
ふゆうじめんなし
もらいびほのお攻撃・特攻1.5倍。
よびみずみず特攻ランク+1。
ふしぎなまもり自身が抜群に
ならないタイプ
なし

効果がある場合、いずれも連続攻撃技を受けても1回しか発動しない。

「ちくでん」「でんきエンジン」「ひらいしん」について
  • 「でんじは」に対しても発動する。また、「みがわり」「しんぴのまもり」状態でも「でんじは」に対して発動する。
  • じめんタイプのポケモンが「ちくでん」「でんきエンジン」「ひらいしん」になった場合、でんきタイプの技を受けるとタイプ相性で無効にする前に特性が発動する。
  • でんきタイプのポケモンは「まひ」状態にならず「でんじは」を無効化できるが、特性の発動が優先される。
「よびみず」「ひらいしん」について
  • 対応するタイプの技を吸い寄せる(全体技を除く)。味方の技にも発動する。
  • 効果は「このゆびとまれ」が優先される。
  • ダブルバトルで複数のポケモンが「よびみず」「ひらいしん」を持つ場合、処理の順番で最初に処理されるポケモンに技が当たる。

デメリットのある特性 [編集]

特性デメリット
なまけ1ターン行動した後1ターン休む。交代は可。
スロースタート5ターンの間、攻撃と素早さが1/2。ランク補正からは独立。
特攻には影響がないが、物理技の攻撃全てに影響がある。[1]
よわきHPが半分以下になると、攻撃と特攻が1/2。ランク補正からは独立。
ぶきよう道具の効果が現れない。
ちからずく確率で発動する技の追加効果が現れない。
あとだし技の優先度が同じだと、素早さに関係なく後攻になる。
サンパワー晴れていると毎ターン1/8ダメージ。
とうそうしん異性だと技の威力が落ちる。0.75倍。
はりきり物理技の命中率が落ちる。0.8倍。
かんそうはだ受ける炎技のダメージが増す。1.25倍。晴れていると毎ターン1/8ダメージ。
ムラっけ毎ターンいずれかの能力が1段階下がる。
くだけるよろい物理攻撃を受けると防御が1段階下がる。
もふもふ受ける炎技のダメージが増す。2倍。
ノーガード相手からの技が必ず命中する。
ノーてんき有利な天気の影響も無効化する。
あまのじゃく本来は能力が上昇する時、逆に下降する。
てんねん攻撃を与える/受ける時、相手の能力下降を無視する。
ふみん技「ねむる」を使えない。
やるき
スイートベール自分と味方は技「ねむる」を使えない。
しめりけ自分と味方の適用技が失敗する。
いたずらごころ変化技があくタイプに無効になる。
ヘヴィメタル相手からの技「くさむすび」「けたぐり」の威力が上がる場合がある。
ライトメタル自分の技「ヘビーボンバー」「ヒートスタンプ」の威力が下がる場合がある。
にげごしHPが最大値の1/2以下になると強制的に控えと交代する。
ききかいひ
ぎょぐんHPが1/4以下になると種族値の低い「たんどくのすがた」にフォルムチェンジする。
ごりむちゅう最初に選んだ技しか出せなくなる。
ほろびのボディ接触技を受けると自分もほろびのうた状態になる。
バリアフリー場に出た時に味方の場の壁も全て消す。
わたげ攻撃を受けると味方のすばやさも1段階下げる。

追加効果に関する特性 [編集]

特性効果
りんぷん相手の技の追加効果を無効化する。
てんのめぐみ自分の技の追加効果の発動確率が2倍になる。
  • 「りんぷん」は「追加効果による状態異常で発動した『シンクロ』の効果」を無効化できない。
  • 「てんのめぐみ」は「にじ」と効果が重複するが、例外として怯みに関する追加効果は重複しない。
     その他「にじ」と「てんのめぐみ」重複時に関する詳しい仕様は「にじ」のページにて記載。
+  折りたたみ

[1] イカサマは相手の攻撃を1/2にしてダメージを計算する。ボディプレスは防御の値を1/2にしてダメージを計算する。
[2] 「てんのめぐみ」に関しては要検証
[3] 「ジャイロボール」の威力を計算する場合
[4] 元の段階で小数点以下を切り捨てていた場合、その切り捨てられた後の値を2倍にしている。
[5] うたかたのアリアは「ちからずく」対象技であるが「りんぷん」対象技ではない。
[6] 技「サウザンウェーブ」は相手を逃げられなくする効果であるが、追加効果でなく技特性らしく対象にならない。
[7] 素早さ上昇も技の反動と同じ扱いなのか対象にならない
[8] もちものの場合、特性「ちからずく」でも追加効果が発動する。ただし、元からひるみ効果を持ち、おうじゃのしるし/するどいキバの効果が乗らない特性「ちからずく」対象技の場合、新たにひるみ効果がつくことはない。
[9] 敵を対象にした場合、味方を対象にした場合、どちらでも適用されない。